既婚者クラブとラブアン、40代既婚男性が両方使って出した結論
この記事の内容
40代前半、既婚、都内の中小企業役員です。
既婚者向けのマッチングサービスを1年以上使ってきました。最初に使ったのが既婚者クラブ、今メインで使っているのがラブアン(Love&)です。
この2つは、よく並べて比較されます。ただ、実際に両方に課金して使ってみると、そもそも競合と呼ぶには性質が違いすぎるというのが正直な感想でした。
この記事は、どちらが優れているかではなく、どちらが自分の条件に噛み合うかを判断できるように書いたものです。
先に結論(3行)
- 既婚者クラブは「既婚者専用」、ラブアンは「既婚で絞り込めるだけ」——ここが最大の違いです
- 相手が既婚であることが最優先なら、既婚者クラブのほうが構造的に有利です
- 僕がラブアンに移ったのは、条件が既婚だけでは足りなかったからです
以下、なぜそうなるのかを順番に書きます。
1. 一番大きい違いは「専用」か「絞り込み」か
まずここを押さえないと、料金比較も会員数比較も意味を持ちません。
既婚者クラブ=既婚者専用サービス
登録している時点で、相手は既婚(または既婚者との出会いを希望する層)です。母集団そのものが既婚者に限定されています。
つまり「相手が独身だった」という事故が原理的に起きにくい。この安心感は、実際に使うと想像以上に大きいです。
ラブアン=独身も既婚もいる中から絞り込むサービス
ラブアンはパパ活寄りの大人向けマッチングアプリで、会員の大半は独身です。ただしプラチナ会員限定の「高度検索」で、検索条件に「婚姻状態」を指定できます。
条件項目としては、身長・職業・交際目的・体型・飲酒・喫煙などと並んで「婚姻状態」が用意されています。ここで既婚を指定すると、候補は一気に絞られます。
専用サービスの母集団と、絞り込んだ後の母集団。この2つの質は同じではありません。この差については後半で詳しく書きます。
2. 料金を並べて比べる(男性・2026年9月時点)
既婚者クラブ(男性)
| プラン期間 | 月額の目安 | 総額の目安 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 約8,800円 | 約8,800円 |
| 3ヶ月 | 約6,900円/月 | 約20,000円 |
| 6ヶ月 | 約4,900円/月 | 約29,000円 |
| 12ヶ月 | 約3,300円/月 | — |
料金プランはベーシック/スタンダード/プレミアムの3段階に分かれています。ベーシックで基本的な検索とメッセージ、スタンダードで絞り込み条件の拡張と既読確認、プレミアムで検索結果の上位表示やおすすめ掲載が付く、という構成です。
無料会員でもプロフィール作成、相手の検索、エリアごとの会員数確認、一部の「いいね」送信まではできます。メッセージの送信はできません。
ラブアン(男性)
| プラン | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 12ヶ月 |
|---|---|---|---|
| 無料会員 | 無料 | 無料 | 無料 |
| ゴールド会員 | 6,980円 | 5,980円/月 | 4,980円/月 |
| プラチナ会員 | 19,800円 | 15,800円/月 | 13,800円/月 |
ラブアンも無料会員ではメッセージが送れません。プロフィール閲覧までです。
この表の読み方
1ヶ月だけで比べると、既婚者クラブのほうが安いです。約8,800円と、ラブアンのゴールド6,980円は近い水準ですが、プラチナ19,800円とは倍以上の開きがあります。
ただし、ラブアンで既婚を絞り込むにはプラチナが必要です。ゴールドでは高度検索が使えません。つまり「既婚で絞る」という目的で両者を比較する場合、実際に比べるべきは「既婚者クラブ 約8,800円」と「ラブアンのプラチナ 19,800円」になります。
この時点で、価格差は約2倍です。
長期プランを取れば差は縮まります。既婚者クラブの12ヶ月が月約3,300円、ラブアンのプラチナ12ヶ月が月13,800円。それでも4倍以上です。
料金では、既婚者クラブが明確に勝っています。ここは認めるべきところです。
※料金・プラン構成は変更されることがあります。申し込み前に必ず各公式ページで最新情報をご確認ください。
3. 比較表:どこが違うのか
| 既婚者クラブ | ラブアン(プラチナ) | |
|---|---|---|
| サービスの性質 | 既婚者専用 | 大人向けマッチング(独身中心) |
| 相手が既婚である確度 | 高い(母集団が既婚者) | 検索条件で指定可能 |
| 月額の目安 | 約8,800円〜(長期で月約3,300円) | 19,800円(長期で月13,800円) |
| 無料会員でできること | 検索・プロフィール作成・一部いいね | プロフィール閲覧のみ |
| 無料会員でのメッセージ | 不可 | 不可 |
| 関係の前提 | 恋愛・友人・セカンドパートナー寄り | 条件を伴う関係も含む |
| 会員の中心層 | 既婚男女 | 20代〜30代女性が中心 |
4. それでも僕がラブアンに移った理由
ここからは主観です。ただ、この主観こそが記事の本題だと思っています。
既婚者クラブは、条件だけ見れば僕に合っているはずでした。既婚者専用で、料金も安い。実際に使い始めたときの手応えも悪くありませんでした。
移った理由は、「既婚である」だけでは、僕の求める条件が揃わなかったからです。
理由①:既婚であることと、会いやすいことは別
既婚者クラブの会員は、当然ながら全員が既婚です。ただし、既婚であることと、実際に会える状態にあることは、まったく別の話です。
家庭の状況、子どもの年齢、勤務形態、住んでいる場所。この4つが揃わないと、実際には会えません。既婚者専用であることは、この4つを保証してくれません。
「マッチングはするが、日程が合わないまま自然消滅する」——これが僕の既婚者クラブでの主なパターンでした。
理由②:関係の前提が違う
既婚者クラブは、セカンドパートナー的な、恋愛や友人関係に近い前提で設計されているサービスです。心の繋がりを求める層が多い。
これは悪いことではありません。むしろ健全です。ただ僕の場合、最初の入口では条件をはっきり示したほうが、お互いに無駄がないと考えていました。曖昧なまま何度も会って、期待値がずれたまま進むほうがよほど不誠実だと思っています。
ラブアンは、条件を伴う関係も含めて前提が最初から開示されている。この「話が早い」という一点が、僕には合っていました。
理由③:郊外という選択肢
僕は23区内ではなく、郊外エリアを中心に活動しています。都心は競合が多く、相手側の選択肢も多い。一方で郊外は、そもそも動いている男性の数が少ない。
ラブアンの高度検索は、エリアと婚姻状態を掛け合わせて絞り込めます。この掛け合わせができるかどうかが、郊外戦略では効いてきました。
5. 逆に、既婚者クラブのほうがいいケース
正直に書きます。次のどれかに当てはまるなら、既婚者クラブのほうがいいと思います。
ケース1:相手が既婚であることが絶対条件
母集団そのものが既婚者なので、確度は既婚者クラブのほうが高いです。ラブアンの高度検索は自己申告ベースの絞り込みであり、専用サービスの母集団の濃さには構造的に敵いません。
ケース2:月々の負担を抑えたい
約8,800円と19,800円では、続けられる期間が変わります。このジャンルは、短期決戦で結果が出るものではありません。続けられる金額を選ぶのは、戦略として正しいです。
ケース3:恋愛や心の繋がりを求めている
条件を伴う関係ではなく、セカンドパートナー的な関係を求めているなら、既婚者クラブのほうが前提が揃っています。ラブアンで同じものを探すと、お互いに時間を無駄にします。
ケース4:まず無料で様子を見たい
既婚者クラブは無料でも検索とエリア別の会員数確認ができます。自分の生活圏にどれくらい会員がいるのか、課金前に把握できるのは大きい。ラブアンの無料会員はプロフィール閲覧までなので、この点は既婚者クラブが上です。
特にケース4は、誰にでも当てはまります。課金前に自分のエリアの母数を見ておくのは、単純に合理的です。
なお、メッセージのやり取りに進むには年齢確認書類の提出が必要です。これは法律上どのサービスでも同じで、既婚者クラブに限った話ではありません。検索して眺めるだけなら不要ですが、実際に使うつもりなら最初に済ませておくほうが早いです。
6. 「既婚者クラブで会えない」と感じている人へ
このキーワードで検索して来る人が多いので、正面から書きます。
僕自身、既婚者クラブで思うように進まなかった時期がありました。その原因を振り返ると、サービスの良し悪しではなく、次の4つのどれかでした。
原因①:プロフィール写真と文章が、既婚女性の警戒心を解いていない
既婚女性がこの手のサービスで最も恐れているのは、身バレと、面倒な相手を引くことです。
この2つを解消しないプロフィールは、既婚者専用サービスであっても読まれません。具体的には、 - 顔がはっきり分かる写真は、相手も出していないので使えません。顔の一部が隠れた、清潔感の分かる写真のほうが返信率は上がりました - 文章に「深追いしない」「相手の家庭を尊重する」という姿勢を書く。これが一番効きます - 自分の生活リズムを具体的に書く。平日昼が動けるのか、夜なのか。これがないと相手は日程を想像できません
原因②:男性側の母数が多い
既婚者向けサービスは、一般に男性のほうが多い傾向があります。これは気のせいではなく、料金設計から来ています。
既婚者クラブは女性が完全無料で、基本機能から全機能まで使えます。一方、男性はメッセージを送る段階から有料です。女性は入りやすく、男性は「払ってから探す」という構造になっているので、母集団の男女比は当然、男性側に偏ります。
THE SINGLE編集部が既婚者クラブ利用者62人(男性37人・女性25人)に実施した調査でも、実態が数字で出ています。
- 不満の筆頭は「料金が高い」(男性の1ヶ月プランは8,880円)
- 課金の総額が1万円未満で終わった人が全体の半数(=1ヶ月分だけ払って辞めている)
- 一度でも業者らしきアカウントに当たったと答えた男性が51.4%(男性37人中19人)
- 「実際に会えた」と答えた人は約89%だが、その最多層は「1〜2人」(この2つは男女を合わせた数字です)
この最後の数字が実態をよく表しています。会えないのではなく、1〜2人会って、そこから先に進まないまま課金が続く。そして半数が1ヶ月で離脱している。
業者の数字については、補足しておきます。51.4%は「遭遇率」であって、会員の半分が業者という意味ではありません。一定期間使えば一度は当たる、という水準です。そしてこれは既婚者クラブに固有の問題ではなく、この領域全体の問題です。ラブアンにもいます(ラブアンの評判に書きました)。どちらを選んでも、見分ける前提で使うことになります。
つまり「既婚者専用だから会いやすい」は成り立ちません。専用であることが解決しているのは母集団の問題であって、需給の問題ではない。むしろ限られた母集団に課金できる男性が集中するぶん、競争は激しくなります。
原因③:相手が「会う」と決めるための理由が足りていない
これは僕が自分で気づいたことではなく、ラブアンで出会った既婚女性から聞いた話です。彼女は既婚者クラブも使っていました。
お手当てがあると、「これは条件のある関係だ」と自分に説明がつく。お手当てがないと、会う理由が「この人がいい」の一つだけになる。だから、いいと思っても止まる。
既婚者クラブにはお手当ての枠組みがありません。それ自体は健全な設計ですが、相手が会う決断をするときのハードルは、そのぶん高くなります。
これを聞いて、自分の状況の説明がつきました。
マッチングは「いいかも」で成立します。でも、会う決断は「いいかも」では成立しない。
家庭がある相手にとって、一度会うという判断には相応の重さがあります。その重さを引き受けるだけの理由が、「この人がいい」だけでは足りないことがある。
僕が繰り返していた「マッチングはする、やり取りも続く、でも日程が合わないまま消える」は、日程の問題ではなかったわけです。
裏を返せば、既婚者クラブでハードルを越えてもらえた相手とは、前提がしっかり揃っているということでもあります。数は出ませんが、質は高い。ここは既婚者クラブの長所として書いておきます。
なお、一人の方から聞いた話なので、これが全員に当てはまるとは考えていません。ただ、自分の経験とは完全に一致していました。
原因④:エリアを絞りすぎている、または広げすぎている
自宅の最寄り駅周辺で探すと、身バレリスクと会員数の少なさが同時に襲ってきます。逆に都心まで広げると、移動時間と競合の多さに潰されます。
自宅から電車で20〜40分、かつ自分の生活圏ではないエリア。僕がたどり着いたのはこの範囲でした。
これらを直しても手応えがない場合に、初めてサービスを変えるという選択肢が出てきます。順番を間違えると、どこに移っても同じことが起きます。
7. 併用という選択について
「両方使えばいいのでは」と思う人もいると思います。実際、僕も一時期そうしていました。
結論から言うと、併用は成立します。ただし金額と時間の管理ができる人に限ります。
- 金額:既婚者クラブ約8,800円+ラブアンのプラチナ19,800円=月28,000円以上
- 時間:メッセージのやり取りは、アプリが2つになれば単純に2倍になります
僕がやっていたのは、既婚者クラブを長期プランで薄く維持しながら、ラブアンをプラチナで厚く使うという形でした。長期プランなら既婚者クラブは月約3,300円まで下がるので、維持コストとしては許容範囲です。
ただ、最初から併用するのは勧めません。まずどちらか片方で、自分のプロフィールと立ち回りを固めるべきです。そこが固まっていない状態でアプリを増やしても、失敗が2倍になるだけです。
8. どちらから始めるか(判断フロー)
読んだうえで迷っている人向けに、判断の順番を書きます。
1. まず既婚者クラブに無料登録して、自分のエリアの会員数を見る
これは課金前にできます。母数が極端に少ないエリアなら、そもそも既婚者専用サービスは成立しません。この確認を飛ばして課金するのが、一番もったいないパターンです。
2. 母数があるなら、既婚者クラブの短期プランから
料金が安く、母集団が既婚者に限定されている。条件が「相手が既婚であること」だけなら、ここで十分です。
3. 3ヶ月やって手応えがなければ、原因を6章の3つで潰す
サービスを変える前に、プロフィールとエリア設定を疑ってください。ここを飛ばして移動すると、移動先で同じ結果になります。
4. それでも噛み合わないなら、ラブアンのプラチナを検討する
「既婚であること」に加えて、エリア・関係の前提・条件の明示まで揃えたいなら、高度検索が使えるプラチナが選択肢になります。ただし料金は2倍以上です。この差額に見合うかどうかは、あなたが何を条件にしているか次第です。
9. どちらを使うにせよ、決めておくべき4つのこと
これは僕が1年で決めたマイルールです。サービスの選択より、こちらのほうが重要だと思っています。
- 月の上限金額を先に決める。超えたらその月は終わり
- 家庭を壊さない。これが崩れる相手とは続けない
- 相手の家庭にも踏み込まない。深追いしない
- 一人にのめり込まない。冷静さを失った時点で、金銭面でも感情面でも主導権を失います
特に4番です。このやり方は、冷静さを保てなくなった時点で破綻します。
当然ですが、会う相手は成人女性に限られます。
よくある質問
Q. 既婚者クラブとラブアン、会員数が多いのはどちらですか
サービス全体の会員数ではラブアンのような大人向けマッチングアプリのほうが多くなります。ただし「既婚女性の数」で比べれば、既婚者専用である既婚者クラブのほうが濃いと考えるのが自然です。全体数と、自分にとっての有効な母数は別物です。
Q. 無料で試せますか
どちらも無料登録はできますが、両方ともメッセージ送信は有料会員限定です。ただし既婚者クラブは無料でも検索とエリア別会員数の確認ができるので、課金前の判断材料はこちらのほうが多いです。
Q. ラブアンのゴールド会員では既婚で絞れませんか
絞れません。高度検索はプラチナ会員限定の機能です。婚姻状態での絞り込みが目的なら、ゴールドでは要件を満たしません。
Q. 40代でも相手は見つかりますか
見つかります。始める前は「年収数千万円の層の遊び場だろう」と思っていましたが、1年使った結論は逆でした。清潔感が整っていれば、40代既婚は十分に上位側に入ります。むしろ極端な高収入は、既婚女性側からは警戒対象になることがあります。
Q. 身バレが心配です
どちらのサービスにもブロックや通報の仕組みはあります。ただし最終的には、写真の選び方とプロフィールの書き方、そして活動エリアの選び方の問題です。仕組みに任せきりにはできません。
まとめ
| あなたの条件 | 向いているサービス |
|---|---|
| 相手が既婚であることが絶対条件 | 既婚者クラブ |
| 月々のコストを抑えたい | 既婚者クラブ |
| 恋愛・セカンドパートナー的な関係を求めている | 既婚者クラブ |
| 課金前に自分のエリアの母数を確認したい | 既婚者クラブ(無料で可) |
| エリア×婚姻状態で細かく絞り込みたい | ラブアン(プラチナ) |
| 関係の前提を最初から明示したい | ラブアン |
| 郊外を中心に活動したい | ラブアン(プラチナ) |
この記事の結論は「ラブアンのほうが優れている」ではありません。
既婚者クラブは、料金でも母集団の濃さでも勝っています。それでも僕がラブアンを選んだのは、「既婚であること」だけでは僕の条件が揃わなかったからです。
あなたの条件が「相手が既婚であること」だけなら、既婚者クラブから始めるべきです。そこにエリア・関係の前提・条件の明示が加わるなら、ラブアンのプラチナを検討する意味があります。
※料金・キャンペーン・機能は変更されることがあります。申し込み前に必ず各公式ページで最新情報をご確認ください。